ジャンヌ・ダルクという名前を聞いたとき、いったいどんな人物の顔が思い浮かぶだろう?

 ジャンヌ・ダルクと言えば、かつてのフランス実在した有名な歴史上の人物というのはしもが知っていることであるが、現代のネット文化においては別のイメージのほうが身近なのではないだろうか。


 たとえば、Googleで「ジャンヌ・ダルク」と画像検索すると、以下のような画像が出てくる。

Google画像検索「ジャンヌ・ダルク」

 そこには史実の人物以上にアニメゲームに登場するジャンヌ・ダルクの姿が。同様の検索Twitterでも行ったところ、こちらでも圧倒的にアニメゲームに登場(とくに『FGO』)するジャンヌ・ダルク率が高かった。

 このように、現代のネット文化の中で「ジャンヌ・ダルク」というワードは、史実の人物よりもアニメゲームキャラクターへの結びつきが強くなっている。では、これら現代のネット文化に浸透しているジャンヌ・ダルクとはどのように描かれているのだろう。

 これを明らかにすべく、アニメ・ゲーム作品においてジャンヌ・ダルクがどのように描かれているのかを調。そこから現代のネット文化におけるジャンヌ・ダルクについて追っていきたいと思う。

史実のジャンヌ・ダルクとは?

 百年戦争末期フランスに現れ、のお告げを受けたとして十代後半の少女ながら軍を率い、フランス北部および南西部を占領していたイングランド軍と戦い、フランスを救った女。

 現在ではカトリック人の一人にもなっている。

 フランスの貧しい農家の娘として生まれたジャンヌはある日「オルレアンを解放しフランスを救え」というのお告げを聞く。

 彼女はそのお告げに従い、フランスの王位継承者であるシャルル王太子の元を尋ねる。この際、王太子は自分の顔を見たことがないジャンヌをからかうために偽者を謁見させた。しかし、ジャンヌは謁見した王太子が偽者であることをすぐさま見破り、こっそり従者たちに紛れて潜んでいた本物の王太子を探し当てて見せるのである。

 この奇跡で王太子はジャンヌのことを認め、一軍を率いさせることになる。

ニコニコ大百科「ジャンヌ・ダルク」より引用

『FGO』におけるジャンヌ・ダルク

 まずは、画像検索で最も多くの画像が出てきたスマホアプリFate/Grand Order』、TVアニメFate/Apocrypha』に登場するジャンヌ・ダルク

(画像はFate/Grand Order TV-CM 第3弾より)

FGO』におけるジャンヌ・ダルクの特徴
髪の色
・旗を武器として持っている
で穏やかな性格
・どんな人間も見捨てず手を差し伸べる

 『Fateシリーズは、歴史上の人物や伝記内のキャラクターなどを魔術師と呼ばれる人物たちが使役し戦う“聖杯戦争”を中心にストーリーが進んでいく作品。

 このシリーズ内でのジャンヌ・ダルクは、基本的にでやさしく、どんな人間も見捨てず何度裏切られてもずっと信じ続けるというまさに人、女そのものと言えるキャラクターだ。

 史実でられるジャンヌ・ダルクイメージにかなり近い印を受ける(ときどきヤンチャすることもあるが……)。

『グラブル』におけるジャンヌ・ダルク

 続いては、人気ソーシャルゲームグランブルーファンタジー』のジャンヌ・ダルク

グラブル』におけるジャンヌ・ダルクの特徴
髪の色
・旗を武器として持っている
・生委員長
・ときおり見せるデレ要素アリ

 本作のキャッチフレーズは「君と紡ぐ、物語」。プレイヤーに浮かぶ々を巡る騎士となり、さまざまな仲間とともに冒険を楽しめる王道RPG作品だ。

 ここでのジャンヌ・ダルクは、の啓示を受け、世界を安寧に導くと言う名の元に、生でどんな事もに正しく! という委員長気質なキャラクターとして描かれている。

 基本は史実のイメージに近い描かれかただが、ときおり見せる破壊大なデレっぷりや、大胆な水着姿を披露してくれる一面も。

『ユリシーズ』におけるジャンヌ・ダルク

(画像はTVアニメ「ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士」PV第三弾より)

ユリシーズ』におけるジャンヌ・ダルクの特徴
髪の色
を武器として持っている
・他の作品内のジャンヌではあまり見ないロリキャラ
爛漫で活発的
・出身地の村の名前がドンレミ村など史実の設定も

 ライトノベル原作とした本作は、歴史上の出来事である百年戦争錬金術や魔術といったファンタジー要素をミックスした作品。10月よりTVアニメも放送されている。

 『ユリシージャンヌ・ダルク錬金騎士』に登場するジャンヌ・ダルクの特徴として、見たが非常に幼いという点がある。

 また、ジャンヌイメージとは遠い荒々しい口調でしゃべるシーンもあり、これまで紹介してきた作品とは異なるテイストで描かれている。

『乖離性ミリオンアーサー』におけるジャンヌ・ダルク

乖離性ミリオンアーサー』におけるジャンヌ・ダルクの特徴
髪の色
・武器はカードの種類によってさまざま
・さまざまな衣装が実装されているがを基調としたものが多い

 『乖離性ミリオンアーサー』は100万本あるエクスカリバーを引き抜いたアーサー王の補となって外敵と呼ばれる物からブリテンを守る為に仲間たちと協し、戦っていくカードコマンドRPG

 この世界でのジャンヌ・ダルクは因子と呼ばれる特殊なもので複製されたものでカードとして使用でき、ボイスキャラクターとしての設定も存在している。

 カードタイプによって衣装や武器は異なってくるものの、金髪だったりい純の衣装が多い傾向にある。実際に全部を確かめたわけではないが、どちらかと言えば攻撃寄りではなく防御寄り(HPの数値が高い)性のものが多いイメージが強い。

現代アニメ・ゲーム作品におけるジャンヌ・ダルクとは?

 もちろん、ここで紹介した以外にもジャンヌ・ダルクが登場する作品は数多く存在するが、上記で紹介した有名どころをざっと見ただけでも、金髪」「旗を持っている」「イメージカラー」「性格は(基本)穏やか」このあたりは共通している。

 ちなみに、数値やスキルで分類しやすいゲーム作品においてのジャンヌ・ダルク(とついでに見た)を較してみたところ、

タイトル 見た
FGO 金髪、旗を持っている 回復、サポート寄り
グラブル 金髪、旗を持っている サポート寄り
乖離性MA 金髪、武器はいろいろ もいろいろ
#コンパス 金髪、旗を持っている 役、回復、サポート寄り
オセロニア 金髪、旗を持っている 回復、サポート寄り
黒騎士 金髪を持っている サポート寄り
グリムノーツ 金髪を持っている

 以上のように、ほとんどが回復やサポートを持つケースが多いこともわかった。

 つまり、現代アニメ・ゲーム作品において描かれるジャンヌ・ダルクは、史実のイメージである金髪」「旗」や、“女”というワードからイメージできる」「回復」「慈悲」などの要素が詰め込まれた女”そのものとして描かれている傾向が強いと言えるのではないだろうか。

―あわせて読みたい―

ジョジョ4期、とある3期etc…ビッグタイトル並ぶ秋アニメで「一番注目されているタイトル」がニコ生アンケートで決定!

豊作すぎる2018年秋アニメの注目タイトル10選! 激アツのバトルものから至極の萌え作品まで取り揃え



(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

史実のジャンヌは指揮能力・カリスマ高く、奇跡的なセンスを持っている。 指揮官だから大抵 旗が付いてまわる。 史実では情緒不安定だけど、二次元では無視されてる。 あと本来はショートカットなんだけど、ロングヘアにされてる場合がほとんど。


人間に絶望しちゃってるドリフターズのジャンヌはぁ?


歴史ものは信長の野望や三国志でもそうだけど見た目をどうしてもよくしてしまう。しかしひどい見た目だと子孫から文句が来ることもあるし、死者を醜くかくのも憚られるから仕方ない


史実のジャンヌは「無能な魔女」なのに、なんか聖女認定された後の話を基準にしてアホなこと言ってる人が大勢いますねえ・・・


無学ではあったが無能じゃあなかった。まあ無学だからこそ当時の戦争セオリー無視して夜討ち朝駆け対人大砲などなど当時の「卑怯卑劣」オンパレードによって連戦連勝を成し遂げたわけだが


ドリフがない出直してこい





作品によってある程度脚色してるのは仕方ないと思うぞ。

問題はキャラが活き活きしてるかどうか…