先日、講談社が自社ビルに掲出したある作品の懸垂幕が近隣からの苦情により撤去される騒動があった。タイトル『夫のちんぽが入らない』主婦こだまによる同名私小説原作としたゴトウユキコによる漫画作品だ。

 ゴトウはこれまで性をモチーフにした作品を手がけることが多かった。使用済みナプキン奮を覚える男子生徒が主人公の『R-中学生』。母親レイプシーンをその子供が覗き見ているところから始まる『水色の部屋』。いずれも作品はどこか後ろめたくてエロい。生々しい性描写とともに紡がれる “生きにくい”人たちの物語は、性に蓋をしがちな世間への静かな抵抗のようにも思える。

 そんなゴトウが新作として手がけたのが、『夫のちんぽが入らない』コミカライズ。「夫のちんぽが入らない問題」に悩み、生きる女性さち子の半生をどう描いたのか。仕事場を訪ね、話を聞いてみた。

◆出会い系の“山おじさん”に

――まず最初に、コミカライズするにあたって原作を読まれたとき、夫婦の“ちんぽが入らない”関係をどう思いましたか?

ゴトウ:これまではSEXのない関係になったら“終わり”だと思っていました。お互いの気持ちが離れたからSEXしなくなるんだって。でも本を読んで、SEXがなくなることと気持ちがなくなることは違うって知りました。私は愚かでした。SEXしなくてもお互いを思いやることができる、とても純で、いい夫婦だなって思います。

――漫画『夫のちんぽが入らない』第一巻では、やがて夫婦になる大学生・さち子と青年・慎の、穏やかな日常とは対照的に“入らない”ゆえの痛々しい性生活が描かれています。

ゴトウ:全然入らない、とにかく痛い、というのができるだけ伝わればと思って描きました。なので気持ちのいいSEXを描くのとはまた違う難しさがあった。表情でなんとかしようと心掛けたつもりです。

――原作SEXシーンで印に残っているところはどこでしょう。

ゴトウ:ベビーオイルを使って、夫のちんぽの先の方だけようやく入った場面。痛々しくてを背けたくなる場面だけど、こちらまでうれしくなり、妙な感動がありました。あと、SEXではないですが、出会い系で知り合う“山おじさん”の話。おじさん主人公理やりきんつばとういろうを食べさせて、その口のなかにでぐちゃぐちゃになったものを食べるところ。大好きです。読んでいてとてもドキドキした。こんなことされたいと思った。すけべな気持ちになりました。

――すけべ、な気持ち。

ゴトウ:はい。すけべです。

――「すけべ」という言葉、久しぶりに聞きました。ゴトウさんはすけべな話をすることにはあまり抵抗がないほうですか?

ゴトウ:今はないです。でも田舎に住んでいた頃は、そういう話はできなかったです。デビューしたての頃、すけべな漫画を描いているのが周りにバレたとき、家族友達・親戚・近所の人のを冷やかに感じました。上して何年か経った今では、田舎の狭い環境にいたことで、余計にそう思い込んでしまっていたように思います。



エロが描けなくて苦しかった

――『夫のちんぽが入らない』と同時発売の短編集『36度』はそれこそすけべ全開ですね。不倫浮気セフレなど、世間一般的には「よくない」とされる関係が描かれていますが、そういう「後ろめたい」のほうがすけべを感じるのでしょうか?

ゴトウ:内緒で秘密、ダメと言われてるものだから余計にドキドキ感じる中に、普通の関係では感じることのない虚しさや悲しさがあるのがいいと思います。

――『36度』には、『夫のちんぽが入らない』の“痛いSEX”とは逆と言っていいほど、貪欲に性を楽しむ人たちが印的でした。

ゴトウ:「おかしな2人」の、しこたま飲んで、ただヤリまくるという話が描けたことに満足しています。

――前作の『きらめきのがおか』は「エロが描けなくて苦しかった」と言っていましたね。

ゴトウ:『きらめきのがおか』は、決して嫌いだったというわけではなくて。でもエロが描けないことで、連載中は頭の中が欲求不満状態だったんです。く性処理しないとどうにかなる、みたいな感じで。なので『きらめきのがおか』が終わったあと、発散するみたいにすけべな読み切り(短編集『36度』に収録されたもの)を描いた。性描写は恥ずかしいけど描かないとだめになる。オナニーの感覚に近い気がします。

――オナニー、ですか。

ゴトウ:はい。オナニーです。

――性をモチーフにした作品が多いゴトウさんですが、そのきっかけは『東京大学物語』だったそうですね。

ゴトウ:はい。オナニーしました。小3だったと思います。

――『東京大学物語』で、したんですか。

ゴトウ:東京大学物語』のセックスシーンで、しました。

――……ほかにはありますか。

ゴトウ:小学校低学年の頃、親に隠れて読んでいた『スピリッツ』は、『東京大学物語』のほかに『メリーゴーランド』『ビリーバーズ』『センチメントの季節』が載っていて衝撃を受けました。大人になって読み返してみても、やっぱりエロくてエグかったです。それらの作品にいい意味で狂わされた感があります。

――これからも欲求を溜めることなく、すけべな漫画を描き続けてほしいです。

ゴトウ:ありがとうございます。私が漫画いい意味で狂わされたように、私もかの何かをいい意味で間違った方向に曲げてしまうような漫画が描きたい。

ゴトウユキコ
漫画家。’09年、『赫色少年素晴らしき日々』で第60ちばてつやヤング部門大賞を受賞しデビュー。著書に『R-中学生』『水色の部屋』『きらめきのがおか』などがある。『週刊ヤングマガジン』で連載中の『夫のちんぽが入らない』第1巻、短編集『36度』が発売中。

取材・文/高石智一 撮影/杉原

ゴトウユキコ著『夫のちんぽが入らない』第一巻。『週刊ヤングマガジン』で月イチ連載中。


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>

”生き物”としての人を描くなら性だって重要な側面、避ける方が不自然だわな。


内容は別にいいんだよ、作家次第だしさ。タイトルがアホ ただそれだけ。


凄い低能さが出てるんだよねタイトルに。これだけで凄い避けたくなってしまう。


エロは非日常だ。夫婦の性生活は日常であり、だからエロではない


やりますねぇ!


ゴトウユキコ好きやで、デビュー作から読んでる。


サンキュー*!


よし、明日の仕事はゴトウユキコ特集や


――「じゃあ*ーとかっていうのは・・・」 ゴトウ「やりますねぇ!」


タイトルからしてアウト感がすごい。成人向けのところになぜ出さなかったレベル。


僕ら性交渉する権利有りませんから・・・


なろう小説でもここまで直球なタイトルがあっただろうか


「夫の~」ってタイトルを初めて知った時に真っ先に考えたことは、「フィスト〇ァックとかやってるような人たちのやり方を参考にしたら割と解決できそう」でした。下品でごめんなさい…。


無理に入れようとして血の海になったところドン引きしたわ作りが違うんかと思ったが旦那とだけ入らないんだよなこの人


「夫の」ちんぽが入らないだけでほかの男のちんぽは普通に入れてるからなこのマンガ・・・描写することにキャッチーさのみを求めてて必要性や説明力が迷子になってるから恥ずかしいんだぞ


やはりエロマンガは芸術…。特にメガネっ子が出てくるやつはな。





今まで手がけてきた作品のあらすじがドン引きだわ。それはそれとしてタイトルが悪い。そんな垂れ幕掲げりゃそうなるわ。商品としても手に取りたいとは思わない名前。