一部参加者の暴走で、逮捕者が出る事態となった渋谷ハロウィン。同日の渋谷でマナーを守って楽しむ参加者のなかに、良い意味で注目を集めていた人もいました。
人気漫画『HUNTER×HUNTER』の主人公ゴンが覚醒した状態、通称“ゴンさん”に仮装した男性もその一人。驚異の再現度で話題となった鍛えた肉体の持ち主、ハンドルネーム「膝の靭帯のび太君」(@yousannnn)さんにお話を伺ました。
筋トレ1年でフィジーカーとして頭角を現す
――渋谷ハロウィンではその肉体が注目を集めてました。何をされている方なのですか?膝の靭帯のび太君(以下、のび太君):普段は普通の会社員をしてます。趣味ではじめた筋トレにはまって、フィジークの大会に出場しています。日本ボディビル・フィットネス連盟(JBBF)が主催する大会で東日本で3位になったこともあります。――大会入賞とはすごい! 筋トレ歴は長いのですか?
のび太君:2017年の4月からなので、筋トレ歴はまだ1年半ちょっとといった感じです。
――短期間で大会で結果を残してるのに驚きです。何か秘訣のようなものがあるのですか。
のび太君:僕は元ダンサーで、日頃から自重トレーニングをしていたのでそこそこ体格が良かったというのもあるんですけど、ダンスが上達するコツって「上手い人の動きをよく観察して真似ること」なんです。ダンスと比べると筋トレのフォームや筋肉の動きはそこまで複雑じゃないので、自然と観察して自分のものにしたのかなと思います。
――普段どのような食事を摂っているのですか?
のび太君:減量期の食事は、アンパン、鶏胸肉、ブロッコリー、ちくわ、カニカマ、サラダチキンなどですね。仕事が終わって家に帰ったら鶏胸肉1キロ焼いて翌日、食べる感じです。
だいたい1日にタンパク質200グラム 脂質50グラムを目安にして、何を食べたいか数字を合わせながら食べてます。減量期の摂取カロリーは3000キロカロリーになります。増量期は6000キロカロリーくらい食べていて1食で米2合食べたりしてます。
普段はサラリーマン。職場ではプロテインをお茶に
のび太君:電子機器メーカーで技術者として働いています。
――肉体を使う仕事かと思いました。デスクワークとは意外です。
のび太君:普段はパソコンの画面とにらめっこして過ごしてます(笑)。
――肉体を維持するために会社で心がけてることはありますか?
のび太君:会社に5キロのプロテインを持ちこんで、デスクに常備しています。他の人が休憩でお茶やコーヒーを飲む感覚で毎日、プロテインを飲んでます。それとおやつにミニアンパンをよく食べてます。コンビニで手軽に買えて炭水化物やたんぱく質が豊富なので。
――会社でプロテインを飲んでると周りが驚かれるのでは?
のび太君:最初は驚かれましたね。今はみんな慣れたものでシェーカー振っててもツッコまれません(笑)。
――普段はサラリーマンということはトレーニングは仕事後に?
のび太君:そうです。業務が終わって20時や21時からスタートして、1時間くらいトレーニングしてます。今日もこの後、ツイッターで呼びかけた人と合同トレーニングをします。
「渋谷ハロウィンに参加したのはクラブで断られたから」
のび太君:最初はダンス仲間と新木場にあるクラブのハロウィンイベントに行ったんです。そうしたらセキュリティにゴンさんのカツラを没収されてしまい、その日はただの露出度の高い人として過ごすことに(笑)。そのリベンジとして渋谷ハロウィンにいった感じです。
――ゴンさんの象徴でもある髪型はどのように再現したのですか?
のび太君:クリアファイルを筒状にしたものをベースにして、女性用ウィッグ5人分をボンドで固めました。ボンドのツヤをスプレーで消したり工夫してます。
――テレビでも取り上げられてました。反響はありましたか?
のび太君:会社の人に「見たよ」と言われました。あとはどこかで情報が間違って「トラックをひっくり返したのはアイツらしい」となっていたのに困りましたね。
あの日、暴徒化したのはごく一部の参加者で、基本的に平和で楽しいイベントなんで。参加者にはゴミ問題も含めてマナーを守ってほしいですね。
――ありがとうございます。
■ ■ ■ ■ ■
仕事とトレーニングを両立させてストイックに鍛え続けている「膝の靭帯のび太君」。2019年の渋谷ハロウィンではさらに仕上がったゴンさんと会えそうです。
<取材・文/栗林篤>
【栗林篤】
元IT企業のサラリーマン。年収300万円以下生活の傍ら、株式投資と不動産投資をはじめて、セミリタイアしてフリーライターに。優待株100超を保有、区分1貸家5アパート1を運用。公式ブログ「節約×株主優待×不動産投資でセミリタイアしたブログ 」更新中。著書『サラリーマンのままで副業1000万円』発売中(出典 news.nicovideo.jp)
『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)は、冨樫義博による日本の少年漫画作品。 略称は「H×H」「ハンタ」「ハンハン」。主人公の少年・ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンター(詳細は下記)となり、仲間達との絆を深める様を描いた冒険活劇。収集癖のある冨樫が 119キロバイト (18,763 語) - 2019年1月11日 (金) 01:32 |
<このニュースへのネットの反応>
「トラックをひっくり返したのはアイツらしい」 説得力だけは抜群だねw
下半身もうちょっとつけたほうがいいよコレ
会社員と体作り両立してる人ほんと凄いと思う
プロテインをお茶に…
必要もないのにあの日渋谷に行った時点でマナー違反じゃん、それと許可とってないのに堂々とコスプレ載せるのもグレーだしそのコスプレじゃ周りの人が気を使って避けてただろうし・・・
今のご時勢、こんなガチ体育会系っぽい人でもマンガ読んでコスプレしたりするんやね。でもコスプレ仲間がいなさそうだし、マナーがよくわからんのかもね。
3位が一番筋肉凄くない?
ちょっと脹脛あたりの筋力が足りてませんね・・・チャリと階段の上り下りをトレーニングに加えたらいかがです?
フィジークはいわゆるブーメランパンツじゃないんだよね。
仕事して疲れた体でこの体を作るためのトレーニングとか普通の人は出来ないわな
偉そうに筋肉にイチャモンつけてるヤツ豚みたいな見た目してそう
1年でこの身体はすげえわ
ゴンさんだった
これはゴンさん
せっかくだから頭が切れてない画像を使ってくれよ
>「トラックをひっくり返したのはアイツらしい」 同僚A「バカ言え、するわけないだろう。彼なら最低でも12トンの6ホイーラーをやる!」
ゴンさん!
筋肉は仕事にならないそれだけは分かったわw
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