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カテゴリ: アニメ化・映画・ドラマ・実写化

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もう2018年ほぼほぼ終わり。素晴らしい映画がたくさん公開されましたが、“アニメ映画作品”も大充実していたことをご存知でしょうか。ここでは、2018年に公開されたアニメ映画の中から、筆者が独断と偏見で厳選した本当に面白かった20作品を紹介します! (※紹介する順番は公開日に沿っています)

1:『劇場版 マジンガーZ/INFINITY』IMG_2551


ご存知『マジンガーZ』の劇場版アニメ最新作で、時代設定はテレビアニメ版の10年後になっています。ロボットアニメの魅力が短い上映時間にこれでもかと詰め込まれており、マジンガーZという作品への愛に溢れていながら、何の予備知識なく観ても楽しめる間口の広い内容になっていました。永井一郎による主題歌にテンションは爆上がり、マンガ家ユニット“うめ”の1人である小沢高広が手がけた脚本には“情熱をぶつけ合う”楽しさが満載で、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイを彷彿とさせる外見ながら天真爛漫なヒロインなど、もう「幸せ……!」となるポイントばかりです。豪華声優陣も勢揃いしており、今年8月に亡くなられた石塚運昇もDr.ヘル役で出演しています。

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2:『西遊記 ヒーロー・イズ・バック』IMG_2552


ご存知「西遊記」を題材にした作品で、中国では国産アニメとして歴代1位の興行収入(日本円で約192億円)を記録するほどの大ヒットを遂げていました。「ドラゴンボール」を彷彿とさせる吹っ飛びまくりアクション、『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』を思わせるジブリ映画に似た画もたくさんあり、スペクタクルと冒険活劇の楽しさを「これでもか!」と堪能できる作品に仕上がっていました。粗暴だけど優しさを併せ持つ主人公の“成長物語”の要素も備えており、キャラクターは敵も含めて誰もが魅力的で、教育上も良いメッセージも込められていると、まさに親子で楽しめる映画になっていました。日本語吹替版の製作監修および主題歌と挿入歌の作詞を『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』の監督である宮崎吾朗が務めており、実力派の声優たちによる吹替版のクオリティも最高クラスです。

3:『ぼくの名前はズッキーニ』IMG_2553


ちょっと人形を動かして、撮影して、またちょっと動かして……という多大な労力を伴うストップモーションアニメで、理由があって両親と暮らせなくなった少年少女たちの姿を追った映画です。その境遇は過酷そのもので、誰もが彼らの幸せを心から祈ることになるでしょう。魔法などのファンタジーもなく、大きな事件もそれほど起きず、大仰な演出もほとんどないにも関わらず、とことんエモーショナルな作品に仕上がっていました。大人こそ、子どもとの接し方について学べることも多いでしょう。後述する『リメンバー・ミー』と合わせて観ると、“家族のあり方”についての見識がさらに広がるかもしれませんよ。

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□『ぼくの名前はズッキーニ』は“子どもの考え方”を気づかせてくれる傑作アニメ!その意義と尊さを語る!

4:『絵文字の国のジーン』IMG_2554


日本発祥の文化である絵文字を主題にした作品です。特筆すべきはその圧倒的な低評価で、映画情報サービスのIMDbでは10点満点中3.2点、Rotten Tomatoesではたったの8%を記録。しかもゴールデンラズベリー賞ラジー賞)において最低作品賞・最低監督賞・最低脚本賞・最低スクリーンコンボ賞の4部門を受賞するという大変不名誉なことになっているのです。しかしながら、実際に観てみるとこれが意外にも(失礼)おもしろい! 「なりたい自分になればいい」という王道のメッセージがあり、ヒロインは可愛らしく、スマホ世代のコミュニケーションをイジったギャグにもニヤリとさせられ、ラスボスいつもニコニコしているサイコパスブラック企業の社長っぽいのも皮肉が効いています。確かに絵文字に人格が宿っているという設定にはやや無茶さもあり、後半の展開にもやや強引なところもありますが、個人的にはこれくらいなら許容範囲です。日本語吹き替え版が櫻井孝宏杉田智和中田譲治三木眞一郎子安武人(う◯こ役)など超豪華なので、声優ファンにもおすすめですよ。

5:『さよならの朝に約束の花をかざろう』IMG_2555


あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『心が叫びたがってるんだ。』の他、多数のテレビアニメの脚本を手がける岡田麿里が初めて監督を手がけた劇場用アニメです。その最大の特徴は、年を取らない種族の女性が、人間の少年の母親になるという“子育て映画”であるということ。劇場用アニメとしてのボリュームは存分で、描く舞台の範囲はミニマムでも壮大な物語を観たという満足感がありました。岡田麿里の脚本は良い意味で男女関係などが“生々しく”描かれることが多くあり、今回は息子が“マザコン”を自覚することにその作家性に表れていました。ファンタジーとして説得力がある世界観、ゲームタクティクスオウガ」などの吉田明彦が原案を手がけたキャラクターデザインも秀逸です。

6:『リメンバー・ミー』IMG_2571


メキシコの“死者の日”をモチーフにした画の美しさ、音楽へのひたむきな愛情、普遍的な家族というテーマ、『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』にも通ずる死生観の訴えなどがバランス良く描かれており、ピクサー作品のイマジネーションの豊かさ、練りに練られた脚本の完成度がさらに高いレベルに到達していました。2018年アニメ映画の中でも有数の大ヒットとなったことにも大納得です。併映されていた短編アニメアナと雪の女王 家族の思い出』にはやや不評の意見もありましたが、本編との“対比”があることに気づくと、面白く観られるはずですよ。

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7:『ボス・ベイビー』IMG_2557


外見は可愛い赤ちゃんだけど、中身はおっさんというギャップが楽しい作品です。可愛い!でもウザい!ウザい!でも可愛い!というだけでも面白いですし、まさかの大スペクタルなアクションも展開し、“想像の力”を鼓舞する物語もカタルシスがあり、良い意味でカオスなことになっていくクライマックスなど見所は満載でした。“愛情は分け与えられるか”という普遍的な問いに答えを出す作劇も見事です。生まれてくる弟(妹)に嫉妬してしまうというのは、後述する『未来のミライ』にも通じていますね。Netflixではこれまた皮肉が効いていて、大人も楽しめるスピンオフシリーズ『ボス・ベイビー: ビジネス赤ちゃんにおまかせ!』も配信されていますよ。

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8:『リズと青い鳥』IMG_2558


聲の形』や『けいおん』の山田尚子監督が全力で「女の子可愛い!マジ可愛い!」と訴えまくっている内容で、その“百合(女の子同士の愛情または友情)”描写、一挙一動の動きは繊細というかもはや「監督は変態なのでは…」と思わざるを得ない域でした(超褒めています)。物語の起伏は少なくても登場人物の感情の変化はスリリングで、ちょっとしたセリフアイテムにも意味を持たせているため二度三度と観るたびに新しい発見があり、“日常を魅力的に見せる”というアニメの面白さに満ちています。テレビアニメ『響け! ユーフォニアム』の劇場用最新作にして、サブキャラクター主人公としたスピンオフ作品でもあるのですが、そちらを知らなくても楽しめるでしょう。

9:『犬ヶ島』IMG_2559


物語は“愛犬を探すロードムービー”と“権力者の悪事を暴く”という2つの軸でわかりやすく展開するのですが、さすがは『ファンタスティックMr.FOX』や『グランド・ブタペスト・ホテル』のウェス・アンダーソン監督、“他の監督が同じ物語を撮っても絶対にこうはならない度”が凄まじく、トレードマークであるシンメントリーな構図、一癖も二癖もあるキッチュなキャラクターたちなど、唯一無二の世界観が全編で大盤振る舞いでした。1回観ただけでは全てを把握できないほどの情報量は、『レディ・プレイヤー1』にも引けを取りません。字幕版では野田洋次郎、渡辺謙、村上虹郎、夏木マリ、オノ・ヨーコなどの日本人キャストが声を担当しているのも目玉。吹替版では森川智之楠大典遠藤綾戸松遥という豪華声優陣を起用している他、ナレーションを故・石塚運昇が務めています。

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10:『アーリーマン 〜ダグと仲間のキックオフ!〜』IMG_2560


『ウォレスとグルミット』や『ひつじショーンシリーズでおなじみのアードマン・アニメーションズの作品です。大迫力の試合の演出、思わぬ伏線回収をする作劇、愛すべき登場人物たち、クレイジーなギャグに至るまで超ハイクオリティクレイアニメで、サッカー映画の最高傑作と呼んでも過言ではないほどの完成度を誇っていました。W杯で日本が大盛り上がりしていた時期に公開されていたのにも関わらず、興行成績はかなり苦戦していたということで悔しい! 字幕版ではエディレッドメイン主人公、トム・ヒドルストンが悪役にバッチリとマッチ。吹替版では梶裕貴大塚芳忠沢城みゆき山寺宏一堀内賢雄戸田恵子など超豪華声優陣が集結していますよ。なお、アードマンの最新作にして『ひつじショーン』の長編映画シリーズ第2弾『A Shaun the Sheep MOVIE:FARMAGEDDON(原題)』が2019年12月に日本公開予定ですので、ちゃんとチェックをしてください!(切実)

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11:『インクレディブル・ファミリー』IMG_2561


Mr.インクレディブル』の14年ぶり(!)の続編ながら、物語が前作の直後から始まるという内容です。この現実での年月の隔たりがありながら作中では登場人物の見た目が変わっていないというのは、アニメでしかできないことですよね。奥行き感や高低差のあるダイナックさとハイスピードMAXスパイアクションがたっぷりの上、“スーパーヒーローの活躍を通じて家族の関係を描く”物語としても存分に楽しめる内容になっていました。子育てへの問題提起や解決方法には、大人こそハッと気づくことが多いでしょう。

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12:『ペンギン・ハイウェイ』IMG_2562


町になぜか出現したペンギンの謎を追うジュブナイル少年期ファンタジーです。短編『陽なたのアオシグレ』や『台風のノルダ』が高く評価されたスタジオコロリドの第1回長編作品で、『フミコの告白』で話題を集めた石田祐康監督らしいクライマックスの疾走感と表現だけでも必見です。あり得ない現象を通して少年の探究心を追求し、“わかろうと努力すること”を肯定する物語になっており、不条理な世界観と哲学的思考に溢れた『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』が好きな人もきっと気にいるでしょう。『夜は短し歩けよ乙女』に続いて、森見登美彦の小説が見事にアニメ映画化されたことが嬉しくて仕方がありません。

13:『ちいさな英雄ーカニとタマゴと透明人間ー』IMG_2563


(C)2018 STUDIO PONOC  

メアリと魔女の花』のスタジオノックの最新作にして、3作品からなるオムニバス映画です。どの短編もアニメでしかできない表現に果敢にチャレンジしており、宮崎駿や故・高畑勲を受け継ぐ演出も随所に見られ、54分という短い総上映時間ながら高い満足感を得ることができました。興行的にはかなりの苦戦を強いられていたようですが、映像作品がありふれている現代で豊かなアニメを“これからも作っていく”という企画の志は極めて高く、アニメ映画の可能性を考えるという意義においても、もっと多くの方に観て欲しい作品です。

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14:『若おかみは小学生!』IMG_2564


 (C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社若おかみは小学生!製作委員会 

カメラを止めるな!』に続き、SNSでその高評価が話題となった作品です。2週目で公開回数が激減してしまったものの、絶賛の口コミが続々と投稿され首都圏では満席の回も続出し、一部のシネコンでは復活&新規上映が決定、現在も全国各地の劇場でロングランヒットが続いているのです。それもそのはず、『茄子 アンダルシアの夏』の高坂希太郎監督と超実力派のスタッフによる細部まで徹底された見事な作画、前述の『リズと青い鳥』も手がけた吉田玲子によるロジカルに構成された神がかり的な脚本の他、演出、音楽に至るまで、何度観ても新しい発見がある、まさにアニメ映画史に残る大傑作に仕上がっているのですから。タイトルや絵柄で敬遠するのは、あまりに勿体無いです。一生のお願いなので、観てください。

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15:『スモールフット』IMG_2565


(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED. 

体は巨大なのに臆病で心優しいイエティたちと、人間たち(イエティに比べて足が小さいという意味でのスモールフット)の交流と軋轢を描いたファンタジー作品です。大きな魅力は『アナと雪の女王』を思わせる雪の景色を背景にしたミュージカルシーンと、“伝統”や“相互理解”における問題と解決をロジカルに語りきった物語です。吹替版の木村昴宮野真守早見沙織立木文彦という最高の声優陣による楽曲はそれぞれ耳に残り、イエティ側と人間側と価値観それぞれにも納得ができ、“双方にとって最善の道”を探す物語には胸が熱くなりました。人間側の主人公が、かつては動物を純粋に愛していたのに、今では視聴率やネットのバズりを優先するようになってしまう…というのも現代的で何とも身につまされます。前述の『若おかみは小学生!』に続き、「こんなにも素晴らしい作品なのに、ぜんぜん知られてないよ!もっとみんな観てよ!」と心から訴えておきます。

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16:『ムタフカズ』IMG_2566


(C)ANKAMA ANIMATIONS – 2017 

鉄コン筋クリート』や『マインド・ゲーム』などで知られるSTUDIO4℃が、フランスの映像制作会社ANKAMAと共にバンド・デシネマンガ)をアニメ映画した作品です。メインとなるのは血で血を争う戦いに巻き込まれてしまう逃避行で、物語は良い意味で破天荒で先が読めず、可愛い絵柄とギャップのあるバイオレンス描写がたっぷり、カーチェイス銃撃戦アニメならではの特徴を生かして大迫力、最悪な状況と場所に身を置くしかない負け犬たちの心情もたっぷりと描かれるなど、独創的な作品に仕上がっていました。吹替版で草なぎ剛と柄本時生が演じる友だちコンビが魅力的な他、人気声優の上坂すみれが演じる可愛くてミステリアスヒロイン、満島真之介が演じるキャラが披露する見事なラップも聞き逃せませんよ。

17.『劇場版 はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン』IMG_2567


(C)大和和紀・講談社劇場版はいからさんが通る製作委員会 

過去にもさまざまなメディア展開がされてきた少女マンガアニメ映画作品で、2017年に公開された前編に続く完結編です。大正時代の時代背景と三角関係のもつれと苦しみが丁寧に描かれ、それぞれのキャラを心から応援することができる、“古き良き少女マンガ”の魅力に溢れた内容になっていました。予算と制作期間が厳しかったのか作画はやや物足りず、物語も駆け足になっていることも否定はできませんが、メディア作品で初めて原作のストーリーを最後まで描き切ったことも賞賛されてしかるべきでしょう。早見沙織宮野真守櫻井孝宏中井和哉梶裕貴(演じているのは“男の娘”!)、瀬戸麻沙美坂本真綾など、こちらも豪華声優陣が勢ぞろいしていますよ。

18:『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』IMG_2568


(C)2018 映画HUGっと!プリキュア製作委員会 

ご存知『プリキュアシリーズ劇場版最新作なのですが……驚きました。なぜなら、“今までのプリキュアを観ていた大人のファン”がターゲットとしか思えない、しかも“映画のプリキュア”でしかなし得ない、大感動のクライマックスが用意されていたのですから! その他も熱いシーンの連発で、例えるなら『シャークネード』の“観覧車アクション”、『うしおととら』の終盤の展開、『ベルセルク』の“蝕”、『デッドプール』の“第4の壁突破”などを連続で体感したかのよう。内容はもはやプリキュア版『ニュー・シネマ・パラダイス』や『ブリグズビー・ベア』や『レディ・プレイヤー1』と呼んでも差し支えないでしょう。筆者はプリキュアシリーズのことをほとんど知らずに観てしまったので、ファンの方が羨ましい!

19:『ドラゴンボール超 ブロリー』IMG_2569


 (C)バードスタジオ集英社 (C)「2018ドラゴンボール超製作委員会

とにかく凄いのが、終盤のハイスピードバトルのつるべ打ち! どれくらいアクションがぶっ続くかと言うと『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『ガールズ&パンツァー劇場版』に匹敵するレベル! 前半で丁寧にキャラの関係性を描き、後半でただただバトルを展開するという構成も思い切りがよく、間違いなく『ドラゴンボール』の劇場版の最高傑作と断言できます。新キャラも魅力的で、“適当な性格のイケイケお姉さん(超かわいい)”と“面倒見の良さそうなおじいさん(親しみやすい)”というコンビをずっと観ていたくなります。さまざまな演出が楽しめるアトラクション的上映方式・4DX(MX4D)との相性も最高クラスでしょう。『ドラゴンボールファンならずともオススメできる1本です。

20:『シュガー・ラッシュ オンライン』IMG_2570


 ©2018 Disney. All Rights Reserved.

悪役ゲームキャラの魅力を描きながら、普遍的な“仕事”へのメッセージも備えていた『シュガー・ラッシュ』の6年ぶりとなる続編です。今回は“インターネットあるある”なギャグの他、“友情”についても正しい関係性を保つためのヒントが込められているなど、前作に続いて大人こそがハッと気づかされる内容になっていました。吹替版も字幕版も、過去のディズニー作品のキャラにしっかりその時の声優を(一部を除き)再び起用していることも最高です。前述した『若おかみは小学生!』に続き“年の差お姉さん百合”が尊い他、ディズニープリンセスが総出演して“女子会”のような雰囲気になっているのも、たまらないものがありますよ。

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まとめ:他にもこんなに素敵なアニメ映画があった!

その他で本当に面白かったアニメ映画は、DCコミックヒーローが集結し日本独自の解釈が満載だった『ニンジャバットマン』、少年少女たちが力を合わせてタワーを攻略していくシンプルかつアツい内容の『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE 〜2人の英雄〜』、“百合”なカップルのイチャイチャが描かれたマンガアニメ版(厳密には映画ではなくOVA作品)の『あさがおと加瀬さん』、可愛い女の子たちが沖縄で夏休みを満喫する『のんのんびより ばけーしょん』(こちらも吉田玲子脚本!)、破天荒で海外でも人気を集めた伝説のアニメの新作『フリクリ オルタナ』および『フリクリプログレ』、たったひとりでほぼすべてを作り上げたというホラー作品『アラーニェの虫籠』、両腕を失った少女が逃避行をするハードな物語が紡がれたフランスアニメ『大人のためのグリム童話 手をなくした少女』などです。

また、Netflixで配信されているオリジナル作品にも注目して欲しいところ。中国製アニメの底力を見せた『紅き大魚の伝説』、『ベイマックス』にも似たロボットと子供の友情の物語が展開する『ネクスト ロボ』、『君の名は。』を手がけたスタジオが韓国と共同で手がけた『詩季織々』(劇場公開もありました)、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』も高い評価を得たアイルランドスタジオの最新作『生きのびるために』なども、アニメファンならずとも映画好きであればぜひ観て欲しい映画です。

その他、『未来のミライ』は問題作と言っても過言ではない内容でしたが、細田守監督ならではの家族観、アニメとしての表現、フェチズムも極限に達していた、唯一無二の作家性が表れた内容になっていました。細田監督の次回作にも、大いに期待したいところです。

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おまけ:2019年に早くも公開となる、このアニメ映画も要チェック!

2019年に早くも公開となるアニメ映画には、テレビアニメイングレス」などのスタジオが日本独自のアニメ表現をフルデジタルで実現するという触れ込みの『あした世界が終わるとしても』(1月25日公開予定)、テレビアニメ版の声優陣が再集結した『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』(2月8日公開予定)などがあります。

さらに注目は、高森奈津美星野源など豪華キャストが声優を務めているストップモーション(パペットアニメの『ちえりチェリー』。2016年より“スローシネマ”という上映活動がスタートし、3年たった今も全国各地で上映会が行われ、チケットの完売が相次いだ他「もっと多くの方に観て欲しい」などの絶賛の声が続々届いた同作が、ついに2月15日より、全国のイオンシネマにて2週間限定で上映(一部の劇場を除く)となるのです。

オリジナルアニメ映画、とくに子どもターゲットとした作品はなかなか観られにくいという現状で、やっとの拡大公開が決定したということも含めて、『ちえりチェリー』は心から応援したくなります。同時上映の『チェブラーシカ 動物園へ行く』も含め、心に残る映画体験になることでしょう。

(文:ヒナタカ)

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(出典 news.nicovideo.jp)

マジンガーZ - TOEI ANIMATION テレビアニメ版の基本情報を簡易記載。 劇場版 マジンガーZINFINITY 公式サイト 劇場版 マジンガーZ / INFINITYに関するカテゴリ: 日本のテレビアニメの劇場版 2018年のアニメ映画 東映アニメーションのアニメ映画 志水淳児の監督映画
162キロバイト (21,699 語) - 2018年12月16日 (日) 04:29



<このニュースへのネットの反応>

【【振り返り】2018年アニメ映画最高傑作20選!!!!!!】の続きを読む

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ヒナまつり』は、大武政夫による日本の漫画作品。エンターブレイン発行の隔月誌『Fellows!』volume8(2009年12月発売)に読みきりとして掲載され、同誌volume11B(2010年6月発売)より正式に連載を開始する。『Fellows!』が年10回刊『ハルタ』へと誌名を変更した2013年以降も毎号連載中である。
66キロバイト (9,457 語) - 2018年12月17日 (月) 10:18



1 名無しさん@おーぷん :2018/12/24(月)17:55:49 ID:3OI

ヒナまつりIMG_2590



【【議論の余地なし】2018年No.1アニメはこれだ!!!!】の続きを読む

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色んな楽しみ方がありますよね

オタクには色んなタイプがいる。1つの評価対象のAとB、それぞれ別の良い点を同時に楽しむ奴もいれば、Aしか興味がなくBはどうでもいいと考える奴もいる。たとえば特撮オタクで言うと、主人公と怪獣どちらも好きな奴と、怪獣だけが好きな奴、もしくは特撮技術やCG表現に興味を持つ奴などに分かれる。


ではこれがアニメの場合はどうか。キャラクターが魅力的かどうかは、アニメ人気の生命線だ。しかし時には、キャラクターの魅力だけが傑出し、中身の薄いアニメもあるのではないか?とも思う。(文:松本ミゾレ)

「『まどマギ』も『メイドインアビス』もキャラ見て切った奴めっちゃ多い」


先日、2ちゃんねる「なぜアニメオタクはキャラクター性だけを重視して、ストーリーにはまるで興味がないのか?」というスレッドが登場した。観てもらうためには目を引くデザインキャラクターを創る必要があるので、見た目は大事。それはそれとして、スレッド作成者はまるで、アニメオタクキャラクターにしか目が向かず話の内容を理解していない人ばかり、と指摘しているようだ。

これは悲しいかな、そういう側面もあるにはある。このスレッドに賛同する意見を、いくつか紹介したい。

キャラデザだけ見て『キモい無理』って0話切りする連中が名作をバンバン見落とす。『まどマギ』も『メイドインアビス』もキャラ見て切った奴めっちゃ多い」
アニメに限らず少年漫画なんかもほぼキャラ性で売れてるだろ。『ドラゴンボール』、『北斗の拳』、『シティーハンターetcストーリーはその時その時で盛り上がるけど周到な伏線があったり複雑な構成で受けてるわけでもない」

実際、キャラ人気だけで長年引っ張れている作品って、アニメにも漫画にもある。特撮もそう。『ゴジラシリーズなんて、あれは完全にゴジラありきだから、そういう意味ではストーリー性よりもゴジラキャラクターが何よりも重視されていた作品とも言える。

「爆売れした作品はキャラよりストーリー重視」反論の声も

アニメオタクキャラクター性だけ重視する、という見方は、個人的には賛同できる部分もかなりある。ただ、シナリオの内容、ストーリーの伏線を終盤で回収できているかどうか、を重視しているオタクも相当数いることは指摘しておきたい。スレッドでも「爆売れした作品の多くはキャラよりストーリー重視だよ」、「脚本叩きされてるアニメ多いだろ」という声は少なくなかった。

やっぱりアニメを観るにしても、こだわりの違いから観賞目的は分かれる。つい先日最終回を迎えた『SSSS.GRIDMAN』でも、アニメキャラクターに惹かれて視聴していたオタクと、原典の『電光超人グリッドマン』を知っている世代のオタクとでは見る角度が違っていた。

キャラクターに魅力を感じて何となく視聴していた層からは「ご都合主義最終回だった」みたいな声が実際にチラホラ出ていた。しかし、厳密にはまとめに繋がる伏線は結構登場していたし、何なら『電光~』を観ていた層なら説明されなくても分かる上、かなり納得できる描写だらけだったように思う。ことほど本作は伏線を回収する楽しみを重視するオタクにはウケていた。

キャラクターだけを楽しみにアニメを観ているオタクには、到達できない深みもある。逆にストーリー性だけを重視するオタクには、キャラクターの魅力が分からない。どちらも作品の魅力をしゃぶり尽くすには片手落ちだ。

制作側がわざわざ「これはキャラが取り得だよ」とか「キャラはダサいけど内容は良いよ」とアナウンスすることなんてない。受け手であるオタク側が、キャラクターストーリーも、どっちも重視できるようになるしかないね。



(出典 news.nicovideo.jp)

魔法少女まどか☆マギカ (まどマギからのリダイレクト)
ContentItem-fae0f7cf-373f-419a-81b9-5870b39d0bcd&refresh_ce 2012年2月20日閲覧。  ^ “イタリアが始まってた 「マギ」イタリアAmazonのDVD総合トップに”. ねとらぼ. ITmedia (2012年2月5日). 2012年2月21日閲覧。 ^ a b c
177キロバイト (21,215 語) - 2018年12月19日 (水) 07:58



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ONE PIECE』(ワンピース)は、尾田栄一郎による日本の少年漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて1997年34号より連載中。略称は「ワンピ」。 海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィを主人公とする、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海洋冒険ロマン。
210キロバイト (25,862 語) - 2018年12月26日 (水) 03:22



1 ストラト ★ :2019/01/01(火) 01:17:03.48 ID:CAP_USER9.net

世界ナンバーワン求人検索エンジン「Indeed(インディード)」の日本法人「Indeed Japan」(東京都港区)が人気漫画「ONE PIECE」とコラボレーションCMを制作。
12月31日からオンエアが始まった。
米ハリウッドで連続ドラマ化されるのに先駆けて(?)実写化。
ルフィ役に斎藤工(37)、ナミ役に泉里香(30)、ウソップ役に千鳥・大悟(38)、ゾロ役に池内博之(42)、サンジ役に窪塚洋介(39)が起用された。

好きな仕事を自由なキーワードで検索できる「Indeed」と登場キャラクターたちが自分の“好きな仕事”で活躍する「ONE PIECE」の思いが一致し、コラボCMが実現。
「麦わらの一味募集」篇(「キャンペーン中」篇と「条件」篇の全2篇)は「仕事探しはIndeed」というおなじみのメロディーに乗り、「ONE PIECE」のキャラクターが岸壁上に現れる。
原作のイメージを忠実に再現し、リアルな麦わらの一味を追求しつつも、「Indeed」らしくクスッと笑える新CMに仕上がった。

精悍な顔つきのルフィ(斎藤)、見る者の心を奪うかのようなセクシーな表情のナミ(泉)、自信満々の笑みを浮かべるゾロ(池内)、ユニークな渦巻き型の眉毛が印象的なサンジ(窪塚)、チューリップハットの縁よりも長い鼻を強調するかのようなアングルのウソップ(大悟)。
ルフィ「未経験OK」、ウソップ「学歴問わず」、サンジ「まかない有り」、ゾロ「髪型自由」、ナミ「完全歩合制」と麦わらの一味たちからメッセージが送られる。

ルフィ役の斎藤は「過去最大規模の撮影でした!Indeedは色々な職業やイベントとコラボレーションすることでスケールアップをしてきましたが、今回、(世界的に知名度の高い)ONE PIECEと結びついたことで、一つの“頂”に達したと思います!」と一味を代表してコメントした。

ハリウッド連続ドラマ化は昨年7月、週刊少年ジャンプ(集英社)連載20周年の記念会見で中野博之編集長が明かした。
同作の実写化は初。
米国以外で放送される地域や時期、配役などは「ノーコメント」した。

集英社によると、世界的米人気ドラマ「プリズン・ブレイク」のプロデューサー、マーティ・アデルスタイン氏が指揮を執り、同氏が率いる「TOMORROW STUDIOS」が制作。
漫画の原作者・尾田栄一郎氏は「紆余(うよ)曲折あり、良いパートナーに出会えた」とコメントを寄せた。

その後、キャスティングなどの発表はなく、今回のCMが一足早い(?)実写化となった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00000122-spnannex-ent

『ONE PIECE』×Indeed「麦わらの一味募集」篇

(出典 animeanime.jp)

斎藤工(ルフィ)

(出典 animeanime.jp)

泉里香(ナミ)

(出典 animeanime.jp)

窪塚洋介(サンジ)

(出典 animeanime.jp)

池内博之(ゾロ)

(出典 animeanime.jp)

千鳥・大悟(ウソップ)

(出典 animeanime.jp)

チョッパー

(出典 animeanime.jp)


【『ONE PIECE』実写化!!さすがにワロタwww】の続きを読む

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あけましておめでとうございます!

2019年もさまざまなランキングを発表していきますので、gooランキングを引き続きよろしくお願いします。


いよいよ新しい年が始まりました。深夜アニメも今月からがらりと顔ぶれが変わりますね。昨年に負けず劣らずの魅力的な作品がそろった1月スタートの深夜アニメファンの期待も高まっているのではないでしょうか。
そこで今回は、2019年1月スタートの深夜アニメの中で、「これは外せない!」と思う作品をアンケートランキングにしてみました。
新年初のスタートダッシュを決めるのは、果たしてどの作品なのでしょうか?

1位 約束のネバーランド
2位 revisions リヴィジョンズ
3位 魔法少女特殊戦あすか
4位以降のランキング結果はこちら!

1位は『約束のネバーランド』!IMG_2517



週刊少年ジャンプ』に連載中の同名漫画を原作とする『約束のネバーランド』が、栄えある1位を獲得しました。
主人公は、小さな孤児院で平和に暮らす少女・エマ。彼女はある日、孤児院に隠された恐ろしい秘密を知り、仲間たちと共に数奇な運命に巻き込まれていくことになります。
原作は累計発行部数が全世界で500万部を突破している大人気作品。期待が高まるのも無理はありませんね。

2位は『revisions リヴィジョンズ』!IMG_2518



2位に続いたのは、300年以上先の未来へ飛ばされた少年少女たちの戦いを描く『revisions リヴィジョンズ』でした。
コードギアス 反逆のルルーシュ』で監督を務めた谷口悟朗や、『PSYCHO-PASS サイコパス』の脚本を手掛けた深見真など、そうそうたる面々が制作陣に名を連ねていることもあり、「どんなクオリティーに仕上がっているのか?」と期待は高まるばかりです。
昨年から漫画や小説ではメディアミックスが始まっていますが、アニメではどんな展開になるのでしょうか?

3位は『魔法少女特殊戦あすか』!IMG_2519



3位には、『月刊ビッグガンガン』で連載中の同名漫画を原作とする『魔法少女特殊戦あすか』がランク・インしました。
異世界との大きな戦争を生き抜いた伝説の魔法少女たちが、望まぬながらも再び戦いの場へ身を投じるというシリアスな設定が気になるところですね。
ちなみに、2位『revisions リヴィジョンズ』と本作はいずれもシリーズ構成深見真が担当しています。同じシリーズ構成が担当する2作品を見比べてみるのも楽しそうですね。

いかがでしたか?
昨年は深夜アニメファンにとって大満足の一年でしたが、1月のラインナップを見るかぎり、今年も十分に期待できそうですね。

今回は「これは外せない!1月スタートの深夜アニメランキング」を紹介させていただきました。気になる4位~38位のランキング結果もぜひご覧ください。

調査方法:gooランキング編集部にてテーマと設問を設定し、gooランキングの投票サービスにてアンケートを行いその結果を集計したものです。
投票数合計:3,022票
調査期間:2018年12月13日2018年12月25日
これは外せない!1月スタートの「深夜アニメ」ランキング


(出典 news.nicovideo.jp)

約束のネバーランド』(やくそくのネバーランド)は、白井カイウ(原作)、出水ぽすか(作画)による日本の漫画作品。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて2016年35号より連載中。略称は「約ネバ」。 白井にとって初連載作品で、出水にとって6作目の連載作品(『週刊少年ジャンプ』では初連載)。タイトルは、主
147キロバイト (24,507 語) - 2018年12月30日 (日) 17:53



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【【初アニメ】2019年 1月『深夜アニメ』期待度ランキング!!】の続きを読む

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 毎年、日本のアニメ映画界からは、発想や表現力の豊かさ、技術の進化を駆使した様々な作品が誕生している。2018年も世界に誇るべき名作を目にすることができたが、とりわけ「感動度ナンバーワン!」との呼び声が高かったのが、人気児童文学をもとに高坂希太郎監督がアニメ映画化した『若おかみは小学生!』だ。SNSや口コミでじわじわと評判が広がり、ロングランヒットを果たした本作の魅力を探るとともに、今年の日本のアニメ映画界を振り返ってみよう!

【写真】2018年話題のアニメ映画を振り返る<フォトギャラリー>

 『茄子 アンダルシアの夏』(03)で自転車ロードレースの迫力と人間ドラマを融合させた高坂監督が、15年ぶりに監督を務めた『若おかみは小学生!』。両親を亡くし、祖母の営む温泉旅館で若おかみ修行をすることになった小学6年生の女の子・おっこが、少しずつ成長していく姿を描く物語だ。公開直後はそれほどではなかったものの、超特大ヒットを記録した『カメラを止めるな!』のようにSNSや口コミで評判が広がり、日を追うごとに動員数が急増。鑑賞後の生の声や熱が人々の心を突き動かし、2018年を代表する1本となった。

 まずすばらしいのが、ヒロイン・おっこの魅力。両親を亡くしながらも健気に日々を過ごすおっこが、いじらしくてたまらない。笑顔を作りながら必死に前に進もうとしていたおっこが、感情を爆発させるシーンは、大人でも嗚咽した人も多いことだろう。いや、大人こそ、かもしれない。絵の印象から「子供向けだろう」と避けてしまっている大人の方々には、「大切な人を亡くした経験のある、年齢を重ねた人々にこそ、観てほしい傑作」とオススメしたい。胸に響くシリアスメッセージがありながら、決して暗いトーンで描かれていないのも、本作のチャームポイントコミカルテンポのよい展開の中に、しっかりと“生きていくことのすばらしさ”が込められている。おっこの声を演じた小林星蘭の演技も圧巻で、今後の活躍にも期待が高まる。IMG_2469



 SNSなどネットでも盛り上がった作品と言えば、青山剛昌の大人気コミックを原作にした劇場版アニメシリーズの第22弾『名探偵コナン ゼロの執行人』も印象深い。興行収入は90億円を突破し、これまでのシリーズ最高記録であった『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』(17)の最終興収を上回り、6年連続で記録を更新。推理劇のおもしろさ、個性的なキャラクターの繰り広げるドラマ、ど迫力のアクションなど見どころ盛りだくさんのシリーズで、今や邦画界に欠かせない存在となっているが、『名探偵コナン ゼロの執行人』では、キーキャラクターを担った安室透の人気も興収に大きく貢献した。ミステリアスクール、その一方で信念にかける熱さを持った安室は、とりわけ女性陣を虜にし、ネット上でも「安室を100億の男にしよう」という声がけも起こるなど、熱狂的なファンを生んでいる。来年は怪盗キッド劇場版に初登場する京極真の対決を描く『名探偵コナン紺青の拳(フィスト)』の公開が控えており、コナン映画がさらなる高みを目指す。IMG_2468



 そのほか、鳥山明原作の大人気アニメドラゴンボールシリーズ劇場版20作目となる記念作品『ドラゴンボール超 ブロリー』は、孫悟空を演じるレジェンド声優・野沢雅子が「今までで一番面白い!」と太鼓判を推し、大ヒットを記録。『映画ドラえもん のび太の宝島』『映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ 拉麺大乱』『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』など、大人から子供まで楽しめるお馴染みのシリーズも安定した人気を見せた。

 また、若い才能の登場にワクワクとさせられた、スタジオコロリドの第1回長編作品『ペンギン・ハイウェイ』。細田守監督の最新作『未来のミライ』は、「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる第46回アニー賞にノミネートされ、世界にその名を轟かせるなど、日本のアニメの豊かさをひしひしと感じさせられた2018年

 来年も新海誠監督の最新作『天気の子』(7月19日公開)、湯浅政明監督の『きみと、波にのれたら』(6月21日公開)など注目作の公開が予定されている。ますます活気付く日本アニメ界のこれからが、楽しみで仕方ない。(文:成田おり枝)

2018年話題のアニメ映画を振り返る(C)令丈ヒロ子・亜沙美・講談社/若おかみは小学生!製作委員会 (C)2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会


(出典 news.nicovideo.jp)

若おかみは小学生!』(わかおかみはしょうがくせい)は、令丈ヒロ子による児童文学シリーズ。講談社青い鳥文庫から刊行されており、300万部以上の売り上げを記録している。2013年7月までに全20巻が刊行されて、完結している。イラストは亜沙美。サブタイトルは「花の湯温泉ストーリー」。
166キロバイト (25,122 語) - 2018年12月29日 (土) 04:32



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【【今年のアニメの2強】『若おかみは小学生!』『コナン』を徹底解説!!】の続きを読む

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 表現のこだわりと秀逸なデザインセンスで人気のイラストレーター・よむさんのイラストを原作とした、アニメ「みるタイツ」の製作決定および、2019年初夏からの配信が発表されました。よむさんの描くタイツ少女が動くという、ファンにとってはたまらない展開です。アニメ化決定を受けて、メインスタッフの顔ぶれとコメントティザービジュアルも公開されました。IMG_2461


【さらに詳しい元記事はこちら】


 よむさんの描くイラストは、少女たちの可憐さのみならず、タイツの持つ独特の透け感や質感に並々ならぬ情熱を感じさせることも特徴で、そのこだわりの描写は多くの人から好評を得ています。秋葉原で開催された個人イラスト展も大盛況で、作品に魅了されるファンが後を絶ちません。


 2019年初夏より配信開始予定のアニメ「みるタイツ」は、よむさんがストーリー原案を務め、初めてのアニメ作品に挑むことになります。監督には「大家さんは思春期!」の小川優樹さん、シリーズ構成と脚本を丸戸史明さんが担当します。

 単にフェチ心をくすぐるだけではなく、タイツ姿の少女たちが動き回る、その美しい世界観を存分に楽しめる作品になることは間違いなし。瑞々しい感性で描きだす、少女たちのかけがえのない青春の一瞬をぜひ見逃さないようにしたいですね。

<原作・ストーリー原案:よむ>
原作である私の嗜好がちょっとだけ偏っているため、万人の方に好かれる作品にはならないかと思います。
ただしちょっとだけ普通ではないそこのあなたにとっては、深く心と身体に刻まれる作品になると確信しています。

<監督:小川優樹>
よむさんが描かれているタイツの質感やフェチ感を表現しつつ、アニメならではの動くタイツの良さも混ぜていけたらと思っています。
「みるタイツ」を観て、少しでもタイツの良さを感じ取ってタイツフェチに目覚めてもらえたら嬉しいです。

シリーズ構成・脚本:丸戸史明
いよいよ、アニメ『みるタイツ』発表となりました。
この荘厳なタイトルが示す通り、これはアニメ史上ナンバーワンタイツ作品の称号を奪取するための大いなる挑戦です。
ある意味、自分《冴○カ○》との戦いといえるでしょう。

■作品情報
タイトルショートアニメシリーズ「みるタイツ
原作ストーリー原案:よむ
監督:小川優樹
シリーズ構成・脚本:丸戸史明
キャラクターデザイン日比野ゆかり
色彩設計:中尾総子
美術監督:栫ヒロツグ
撮影監督:佐藤光洋
編集:吉武将人
音響監督明田川仁
音楽Shade
制作:横浜アニメーションラボ
製作:TRUSS

公式サイトhttp://mirutights.jp/
公式Twitter:@mirutights

キャラクター紹介
川(あいかわ) レン
から高校2年生になる普通の女の子クールを装っているが、実は照れ屋で、頼まれたことは断れな
い性格。放課後は近所のカフェバイトをしている。身長158㎝。好みのタイツは60デニール。

中紅(なかべに) ユア
勉強もスポーツもこなす優等生。口数は少ないがコミュニケーション能力が高く、ときどきレンをからかっ
たりする。自撮りが趣味で様々な服を着た写真をSNSに上げている。身長164㎝。好みのタイツは30デニール。

萌黄(もえぎ) ホミ
明るく活発なお嬢様。天然なところがあり、周囲を呆れさせることもしばしば……。運転手付きの車で通学
しており、中学生の弟がいる。水泳部所属。身長156㎝。好みのタイツ110デニール。

(C) よむ (C) TRUSS
情報提供:アーチ株式会社

アニメ「みるタイツ」製作決定! よむの描く美しきタイツを全面フィーチャー


(出典 news.nicovideo.jp)

(シリーズ構成、脚本) 冴えない彼女の育てかた♭ (シリーズ構成、脚本) Phantom in the Twilight(シリーズ構成、脚本) みるタイツ(シリーズ構成、脚本) 冴えない彼女の育てかた Fine (脚本) 20世紀美少女(プロデュース、Bug Bug連載) 「時空のデーモン
11キロバイト (1,471 語) - 2018年12月29日 (土) 00:52



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【【足フェチ必見】タイツの表現を徹底的にこだわった『みるタイツ』がアニメ化決定!!】の続きを読む

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終了まであと数日となった2018年10月から放送を開始した深夜アニメもそのほとんどが最終回を迎えました。今年も原作ものやオリジナル、人気シリーズの続編などさまざまな作品が深夜枠を彩ってきましたが、お気に入りの1本は人それぞれですよね。
そこで今回は、2018年で最も面白い深夜アニメアンケートランキングにしてみました。
今年最も多くの人から支持を集めたのは、果たしてどの作品だったのでしょうか?


1位 からかい上手の高木さん
2位 はたらく細胞
3位 ひそねとまそたん
4位以降のランキング結果はこちら!

1位は『からかい上手の高木さん』!IMG_2460



同名の人気漫画を原作とする『からかい上手の高木さん』が見事1位に輝きました。
純情な男子中学生・西片と隣の席に座るからかい好きの美少女・高木さんの日常を描いた青春コメディー
学生時代の恋物語を思い出して甘酸っぱい気持ちになった人も多いのでは?

2位は『はたらく細胞』!IMG_2459



教育機関・医療施設向けにアニメの素材が無償提供されるなど、アニメ業界以外からも注目を集めた『はたらく細胞』が2位にランク・インしました。
細胞擬人化という独特な設定が特徴ですが、キャラクターの魅力やストーリーの面白さなど、基本がしっかりしていたところが好印象でしたね。

3位は『ひそねとまそたん』!IMG_2458



3位を獲得したのは、『シン・ゴジラ』の樋口真嗣が総監督を務めることで話題になった『ひそねとまそたん』でした。
樋口真嗣以外にも『キズナイーバー』の小林寛や、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の岡田麿里など豪華なスタッフが顔をそろえましたが、作品としても非常に完成度の高い一本でしたね。

いかがでしたか?
いずれ劣らぬ個性的な深夜アニメが盛りだくさんの一年でしたが、2019年は果たしてどんな作品が私たちを楽しませてくれるのか、今から期待に胸が膨らみますね。

今回は「【2018年】最も面白い深夜アニメランキング」を紹介させていただきました。気になる4位~61位のランキング結果もぜひご覧ください。

調査方法:gooランキング編集部にてテーマと設問を設定し、gooランキングの投票サービスにてアンケートを行いその結果を集計したものです。
投票数合計:16,805票
調査期間:2018年12月01日2018年12月15日
【2018年】最も面白い「深夜アニメ」ランキング


(出典 news.nicovideo.jp)

からかい上手の高木さん【公式】 - GIFMAGAZINE 恋に恋するユカリちゃんに関するカテゴリ: 漫画作品 こ からかい上手(元)高木さんに関するカテゴリ: マンガワン 家族を題材とした作品 TVアニメ『からかい上手の高木さん』Presents からかい上手の高"橋"さんラジオに関するカテゴリ: 2018年の日本のWebラジオ
40キロバイト (4,431 語) - 2018年12月24日 (月) 16:42



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【【総評2万弱】人々の心を魅了した『深夜アニメ』ランキング!!!!】の続きを読む

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2018年公開のディズニーウォルト・ディズニーアニメーションスタジオピクサー・アニメーション・スタジオルーカスフィルムマーベル・スタジオ)作品全9作品を、日々、新作映画の公開日を人生最大の楽しみに生きているライターが、個人の好みだけでランキング

『アベンジャーズ/エンドゲーム』最新予想7 アントマンはどう関わる? サノスは誰が倒す?


9位『プーと大人になった僕』IMG_2455


実写化」という観点で見れば、大成功なんだと思います。たぶん。

原作寄りの、ぬいぐるみプー達も可愛い

ズオウとヒイタチシーンは、「ここも実写化するんだ…!」と、感心しました。

大切なものは何か、という事を気づかせてくれる、普遍的なテーマを描いた本作。

仕事でプライベートがおろそかになっている人など、大切なものを忘れてしまっているかも…という人には、響きまくるはず。

せっかちでずんずん我が道を行くタイプの筆者には、プーたちのスローな世界観が、昔からちょっと合わないんです…。

オリジナルの声優陣や、リチャードシャーマンの新曲は、最高でした。


8位『くるみ割り人形と秘密の王国IMG_2454


いい意味で悪い意味でも、ストーリーに深みがない。

意味深シーンが多いわりに、「え、もう終わり?こんだけ?」状態でエンドロールへ…

ただこの映画、クララ役のマッケンジー・フォイが、とにかく度肝を抜くぐらい、超絶美少女なんですよ。

ストーリーが入って来なかったのは、彼女に見とれ続けてしまったせいかも(笑)

せっかく綺麗に作り込まれていたので、それぞれ4つの国の世界観を、もうちょっとちゃんと観たかった。

衣装や音楽、バレエシーンは素晴らしかったです。

「サラッと綺麗な女の子と素敵な映像と、美しいバレエと音楽が楽しめる、ちょうどいい塩梅のクリスマスムービー」と言った印象でした。

豪華絢爛な芸術作品を、胃もたれし過ぎず大衆的に仕上げた感じですね。


7位『シュガー・ラッシュオンラインIMG_2453


ズートピア』『モアナと伝説の海』と、人生ベスト映画レベルの超絶名作が続いた、ディズニー長編アニメーション

「その待望の新作が、これ?」感は否めません。

加えて、前作『シュガー・ラッシュ』が、素晴らしすぎたというのもあります。

自身が他人に依存する性格でないからでしょうか、とにかくラルフに感情移入出来ず、冒頭からイライラしっ放し。

それほど愚直にヴァネロペを大切に思っており、だからこそ気持ちがあふれ出て、暴走(結果的に)…というのもわかるんですが、どうにも合わない。

最終的に、2人の友情の結末には満足でしたが、もう少しやり様があったのでは…と思いました。

とは言え、アラン・メンケンの新作ミュージカル、変態レベル(褒めてる)の緻密なネット世界の作り込み、話題のプリンセス大集合と、見どころは多い本作。

とりわけ、やはり「Oh My Disney」のシーンは、コマ送りで観たいほど小ネタ満載だったので、観に行けば絶対に楽しめると思います。

あと、プリンセスは本当にかわいい!!!!

彼女たちの貴重な部屋着姿が見られただけでも、制作陣に感謝の手紙を送りたいぐらいです。

あのヒーローたち、続々登場!


6位『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリーIMG_2452


本国での興行不振や批評を聞き、不安な気持ちで劇場へ足を運びましたが…

いや、めちゃくちゃ面白いよ。これ。

筆者の世代的にはエピソード1~3がド真ん中なので、いい意味でハン・ソロにそこまで執着がなかったんですよね。

なのでオールデン・エアエンライク版のハンに何も違和感を覚えず、すんなり映画に入り込めました。

ファンがニヤッとしてしまう小ネタも満載だし、アネゴ感が最高なドロイドのL3、狂気溢れるヴィラン美しいヒロインと、新キャラ陣も魅力的。

“ケッセルランを12パーセク”のシーンだけでも、個人的には1億点です。

世界中で愛されるアウトローのオリジンというのは、ロマンがあって良いですね。


5位『アントマン&ワスプIMG_2451


アベンジャーズインフィニティ・ウォー』が、冒頭からずっとシリアスで、結末も絶望的だったので…

直後の本作が、バシッと爽快に面白く、ずいぶん救われました。MCUの振り幅すごい

家族愛もとても上手く描かれており、とにかく終始テンポが良く、ギャグパートも満載!

視覚的にも飽きさせない、サイズ自在の爽快アクションは、映画ながらパークアトラクションのようでした。

偏屈だけど、妻への愛は人一倍なピム博士。

強くたくましい女性ながら、寂しさを抱えるホープ

ダメダメな前科者だけど、娘のために最高のヒーローで居続けようと、がむしゃらに頑張るアントマン…と、キャラクターがとにかく魅力的なんですよね。

「あー!最高!面白かった!!」で終わろうとしたら、最後の最後で『アベンジャーズエンドゲーム』に繋がる(と予測される)、超重要シーンが…!

このへんのバランスの取り方、魅せ方も上手い。最高でした。


4位『インクレディブル・ファミリーIMG_2450


「ああ、もう、一生ピクサーについて行こう」

そう思わせる映画でした。

ストーリーキャラクターの掘り下げ&魅力、アクションの鮮やかさ、映像技術、音楽と、こんなにも全ての要素が前作越えの続編って、他にあるのかしら。

夫婦間や育児での「あるある!」を、ここまでリアルに描けるのか!!と、感心しっ放し。

社会における女性の在り方や、育児の大変さ面白さの隣り合わせ感、家庭と仕事の両立など、それらがリアルな世代の筆者には、もうグサグサ刺さりまくり。

邦題に「ファミリー」という単語が入っていたのも、素晴らしいなと思いました。

ただ単に「incredible=ありえない」ではなく、どこにでもありふれているような、まさしく家族の物語だったから。

ヴォイドがヘレンにしていた「ヒーロー稼業と家庭、どう両立してる?」という質問。

その答えを、観ている私たちに投げかけているような、本当に奥深い作品でした。

キッズや若者世代も大満足に楽しめる作品ですが、とりわけアラサー以上の世代には、もう全員観て欲しいです。


接戦のTOP3


3位『アベンジャーズインフィニティ・ウォー』IMG_2449


いや、ダントツ1位なんです。本当は。

今まで生きて来て、こんなに興奮した映画ってない。

マーベルファンで良かった。MCU作品を観続けて来て良かった。

丁寧に緻密に構築されてきたユニバースが、ついに1つになり実を結んだ、歴史的な作品。

それまでの全18作が超ド級の傑作、その主人公である各ヒーローが総結集し、ラスボスを一丸となって倒す。

非常にシンプルな構図です。だからこそ、世界中の人たちが、等しく熱狂出来るんだと思います。

30人近いヒーローたち全員に見せ場がある、ファンにとって本当にご褒美のような作品でした。

数年間、MCUを追い続けて来た熱量がないと、ここまで楽しめないかな…という事で、あえて3位のランクインです。

が!!!まだ終わってないんですよ、この物語!!

待ちきれない続編『アベンジャーズエンドゲーム』は、2019年4月26日公開。

まだ間に合います。MCU、ハマる価値は大いにあります。

是非、この壮大なユニバースに、足を踏み入れてみて下さい。後悔はさせません!


2位『リメンバー・ミーIMG_2448


正直、ここからはもう優劣付けられません。同率1位です。

泣きました。人生初の「思い出し泣き」なるものを経験するほど、泣きました。

元々、「しめやかに死者を偲ぶのでなく、音楽と笑い声と共に、明るく死者を迎えよう」という、死者の日そのものの概念が、とても気に入っていて。

加えて、メキシコの大切な文化へのリスペクトの深さ、死者の国の作り込み、美しいマリーゴールドに彩られた、息をのむほどの素晴らしい映像…

そして、どこを切っても素晴らしい楽曲たち。

特に、ラストの「音楽はいつまでも」とともに湧き上がる多幸感は、ちょっと他の作品では、体験できないほど!

単語にするとありきたりに聞こえてしまう、「家族の絆」や「大切な人に会いに行きたくなる気持ち」を、見事なストーリーと楽曲と究極の映像美で、たっぷりと思い出させてくれました。

こんな名作に出会えてしまった事だけでも、2018年は、素晴らしい年だったと思います。


1位『ブラックパンサーIMG_2451


いやもう、こんなヒーローに出会えるだなんて、想像もしていませんでした。

鑑賞以来、ずっとワカンダフォーエバー状態です。ずっと心の両腕クロスさせてる。

個人的に、MCUではやはりキャプテン・アメリカがNo.1なのですが、危うく超えて来るところでした。

国王としての葛藤や苦悩、その成長ぶりに、感情移入しまくり。

キルモンガーの遺志も汲みつつ、世界に手を差し伸べ、同胞となる決断をした陛下のご意志、尊すぎました。

いちヒーロー映画ながら、分断が根強く残る米国の現代社会に、真っすぐに切り込んだ深い作品でもある本作。

白人も黒人も、もちろん日本人である私たちも、等しく「ワカンダフォーエバー!」と叫び、熱狂できるヒーローが生まれた瞬間に立ち会えたなんて、ちょっと凄い事だと思います。

もうしばらくは、陛下とワカンダ国民の事で頭をいっぱいにしていたい。

アベンジャーズインフィニティ・ウォー』そして、『アベンジャーズエンドゲーム』を見る上でも、必見の名作です。

2019年も凄い!

2019年は、名作『メリー・ポピンズ』の続編『メリー・ポピンズ リターンズ』。

『ダンボ』『アラジン』『ライオン・キング』と、超ヒット作の実写版映画。

ピクサーからは待望の『トイ・ストーリー4』。

アベンジャーズシリーズや『スター・ウォーズ』の完結編…と、超ド級注目作品が目白押し。

嬉しいことに、ランキングも大混戦の予感です!



(出典 news.nicovideo.jp)

ブラックパンサー』(原題: Black Panther)は、2018年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。製作はマーベル・スタジオ、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ。監督はライアン・クーグラー、出演はチャドウィック・ボーズマン、マイケル・B・ジョーダン、ルピタ・ニョンゴなど。
61キロバイト (8,956 語) - 2018年12月18日 (火) 07:07



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【【決定版】2018年 ディズニー映画全9作品おもしろランキング!!】の続きを読む

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 累計2150万部を突破し、アニメ、実写映画化もされた人気漫画『賭博黙示録カイジ』を中国で完全映像化した『カイジ 動物世界』が、来年1月18日より日本での公開にあわせて特報映像、キャラクタービジュアル、場面写真が28日、解禁になった。

【動画】アクションシーンに謎のピエロも…中国版『カイジ』特報映像

 日本の実写版で藤原竜也が演じたカイジには、中国の人気俳優リー・イーフォン。香川照之が演じた利根川にあたる役どころ・アンダーソンを『ウォール街』(87年)でアカデミー主演男優賞を受賞したマイケルダグラスが演じている。実力俳優のふたりが、日本版にも負けず劣らずの狂気の演技を披露する。

 カイジアンダーソンの公開されたビジュアルには、カイジの名言『漕ぎだせっ……! 勝負の大会へっ!!』、利根川の名言『金は命より重い……!!』とそれぞれのせりふが踊り、『限定ジャンケン』に命をかけて挑む緊迫感ある姿が写し出されている。

 特報映像は、ギャンブル船“デスティニー”に乗り込むカイジたちからスタート。迫力満載のアクションシーンから、謎のピエロも登場する。アンダーソンの「さあ、ゲームを始めよう」の号令に「いい加減にしろ」と小さくボヤくカイジ。原作の世界観を残しながらも、新しい“カイジ”も感じさせる映像に仕上がっている。

1月18日より東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、同月下旬より大阪のシネ・リーブル梅田にて開催される特集上映『未体験ゾーンの映画たち 2019』で上映される。

映画『カイジ 動物世界』キャラクタービジュアル(C)福本伸行(C)Ruyi Films & Fire Dragon Guo. All Rights Reserved.


(出典 news.nicovideo.jp)

『賭博黙示録カイジ』(とばくもくしろくカイジ)は、福本伸行による日本の漫画。『週刊ヤングマガジン』(講談社)で1996年から連載された。 続編として『賭博破戒録カイジ』(とばくはかいろくカイジ)、『賭博堕天録カイジ』(とばくだてんろくカイジ)、『賭博堕天録カイジ 和也編』、『賭博堕天録カイジ
161キロバイト (23,628 語) - 2018年12月26日 (水) 10:36



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